に投稿 コメントを残す

ターゲット時間を意識したことありますか?

明日から愛知県蒲郡市海陽ヨットハーバーにて全日本学生ヨット選手権が開催されます。
*今回もありがたいことに参加チームの艇を多数運搬させていただいています!(感謝)
ここまでこのブログでは積載方法等を中心にお伝えしてきましたが、
今回は少し視点を変え、 ”時間” について考えてみたいと思います。

さて皆さん、艇の積込み作業する際、ターゲット時間を意識したことがありますか?

スクリーンショット 2015-09-02 5.29.38
「マネジメント」の発明者 故ピーター・ドラッカー氏は、
時間は最も希少な資源
時間をマネジメントできなければなにもマネジメントできない
という名言を残しています。
選手皆さん、ドライバーの双方にとって時間は有限な訳ですから、
艇積込み(艇降ろし)に限らず、作業に要する時間は短いに越したことはありません。
艇積込み(艇降ろし)に要する時間は、
①作業場所(広い、狭い)
②作業人数(多い、少ない)
③経験の数(多い、少ない)
④役割分担(できている、できていない)

⑤事前準備(している、していない)
等の要素に関係し、早く作業が完了したり、長くかかってしまったりするかと思います。
今まで何年もヨットの積込み現場を見てきましたが、
ヨットが強いチームは積込みに要する時間も短いように思えます。
*大型トラックに6艇積載する場合、1時間以内で積み終えてしまうチームもあれば、

逆にその2倍、3倍の時間を要しているチームもあったりします。
その違いはどこから生まれるのでしょうか?
 
①作業場所(広い、狭い)
早くスムーズに積込みをするためには作業場所が広いにこしたことはありません。
可能であればトラックと積込むヨットが近くに並べることができるとよいと思います。
トラックが到着するまでにできるだけ広いスペースを確保しておけるとよいでしょう。
 
②作業人数(多い、少ない)
作業人数は当然のことながら少ないより、多いほうがよいでしょう。
ディンギー6艇を積載する場合、例えば乗員メンバー全員が積込みに参加すれば12人です。
・地上にあるディンギーを1m以上高いトラック荷台に載せる、
・また荷台上のラック上段(高さ2m弱)にディンギー載せる、
訳ですから、人数が多い方が作業が早く、安全なことは言うまでもありません。
万一、積込み時に人数が不足する場合は、
・他の仲間の力をお借りする
・積み込み場所にフォークリフトがあれば拝借する(有料、無料あり)
・別途クレーンをオーダーし吊り上げてもらう(大抵は有料)
等の方法があろうかと思います。
人数が不十分な場合、環境や必要に応じて作業方法を検討してみてください。

③経験の数(多い、少ない)

遠征に行かないのに、 ”積込み練習を行う” ことは現実的でないかもしれません。
かといってメンバー大半が積込み経験がなく、何のイメージも持たないまま作業すると
一体いつになったら作業が終わるのかわからない、という事態にもなりかねません。
そんな場合、同じハーバー(又は付近のハーバーで)で遠征するチームがあれば、
その作業の様子を事前に見学させてもらうといいと思います。

人間、自分たちのことはなかなかわからないものですが、
他者のやっていることは客観的に見ることができ、よくわかったりします。
予習しておけば、ノーイメージで作業するよりは格段に作業時間は短縮できるはずです。

④役割分担(できている、できていない)
作業人数が多くても、一生懸命作業している人もいれば、
手持ち無沙汰そうにしている人がいる光景をよく見かけます。
また艇をラックに積込んだ後、艇とラックをラッシングベルトで固定する係り、
マストやその他備品等を積込む係り等、分業がしっかりできていれば、
効率よく作業が進み、早く積込みを終了することができるでしょう。
みんなで効率を意識して、作業を行えばそれだけ時間を短縮することができます。
上級生、下級生分け隔てなく連携プレーできれば、一体感も生まれ気持ちもいいでしょう。
*上級生の皆さん、見本を示す上でも ”率先垂範” で作業しましょう!


⑤事前準備(している、していない)
積込み前、艇やマスト、備品等が、事前に梱包なさているか否かで
作業に要する時間は当然のことながら変わってきます。
マストのスプレッダーを外しておいたり、突起部分に緩衝材をあてたり、
運転の際、心配な準備はできるだけトラック到着前に完了しておきましょう。
 
ここまで読んでいただいた内容がすでに理解、実践できているチームは復習として、
できていないチームは予習として参考にしていただければ嬉しく思います。
慌てて作業をし、怪我や事故等が絶対にあってはなりませんが、
上記事項を想定し、◯◯分で艇積込み(艇降ろし)を完了する!
と目標タイムをたてて作業に取り掛かってみてください。
これまでターゲット時間を意識していなかったチームは

今までよりも作業にかかる時間を大きく短縮できる可能性があると思います。

最後にはなりますが、
ご自身のため、チームのため、また積込み後の出発を待つドライバーのためにも

適正な時間での艇積込み(艇降ろし)にご協力いただけますようお願いいたします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です